先生や友達と楽しく過ごす中で、子どもが主体性を持って取り組めるよう環境設定や声掛けをしています。こちらが全て決めるのではなく子どもにも考える時間を与え、個々の自由な発想を肯定し、発言や対話、相談ができるようにじっくり時間をかけていきます。
子ども達の大好きな絵本、厳選された1冊を月替わりで先生に毎日読んで貰う事で、子ども達の絵本に対する興味の持ち方に変化があり、平成27年度より「絵本の毎日読み」を取り入れています。
子どもは字を読みませんので絵を繰り返し見ることで、隠された細かい部分を発見します。
繰り返し聞くことで、知らなかった言葉を覚えたり、中には先生と暗唱する姿も見られます。
お話の世界に自分を置き、登場人物の気持ちになってドキドキする疑似体験は、子ども達の想像力(イメージ)を膨らませ、豊かな心の基盤となっていくことでしょう。
自由な発想の絵画や粘土制作、廃品を利用した箱制作など、様々な技法を用いた制作活動を多く取り入れ、考える力や創造性を養います。
平成28年度兵庫県主催の「手作り絵本コンクール18歳未満の部」で年長児の共同作品絵本“あるひゆめをみました”が、最優秀知事賞を受賞しました。
四季の移り変わりを肌で感じることができる武庫川河川敷や公園へ、園外保育に出掛ける機会も多く、遊びの中から沢山の興味・関心・発見があり、その気付きを大切にしています。5月~10月の間、はだし保育を行い、3年間で土踏まずの形成が顕著に表れます。また、月2~3回、体育の専門指導があり段階的・計画的にプログラムが組まれ、心身の調和的発達、基本的な動作、基礎運動能力の向上を目指します。指導は保育の中でも継続して取り入れ、より一層の成長発達につながります。